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■エンジンチューニング時に確認しながら事を進めて行ったほうが良い事!
【先ずは、排気量と圧縮比の求め方。】
π
=
3.142
r
=
シリンダーボアの半径(mm)
h
=
ストローク(mm)
(例)
ボア直径=70.64mm、ストローク=81.33mm
エンジン総排気量=3.142×(35.32×35.32)×81.33×4÷1000=1275(cc)
※
※
排気量とは、総排気量÷4(ミニは4気筒だから4になります)
燃焼室容量=ヘッド容量+ピストンディッシュ容量+ガスケット容量+シリンダートップ容積
(その他の微少量要素は省略)
(例)1275ccエンジン、ヘッド=21.0cc ピストンディッシュ=6.6cc、
ガスケット=3.4cc、シリンダートップ4.0cc
排気量=1275÷4 = 318.75(cc)
燃焼室容量=21.0+6.6+3.4+4.0=35.0(cc)
となります。
逆にチューニングしていく上で、ある圧縮比を得たい場合の燃焼室容量を求める場合は、
次の式で求める事が出来ます。
となるので、1275ccエンジンで圧縮比9.75にしたい場合
とするわけです。
【次にギア比/エンジン回転数の伝達のお話】
ギア比を算出する際には先ずレイギアのエンドの歯数と1stモーションシャフトの歯数の比、
つまり一定比を求める。
ミニの場合4速では1stモーションシャフトが直接メインシャフトと噛み合うので、
4速ギアは実際には存在しません、よって4速ギア比は1:1と言う事になります。
(例)4シンクロSギアボックス使用、1stモーションシャフト=18歯レイギアのエンド=29歯の場合は、一定比=29÷18=1.61と為ります。
1速ギアは31歯、これに対するレイギアは15歯なので
1速のギア比は
なので3.33となります。
2速ギアは26歯レイギアが20歯
3速ギアは21歯レイギアが25歯
インプットギア速度(RPM)=
ピニオン速度(RPM)=
アウトプットシャフト速度(RPM)=
アウトプットシャフト速度(RPM)=
(例)エンジン回転数が5000回転時の各ギアの回転数。
ドロップギア比1.00、(プライマリーギア24歯、アイドラ‐ギア31歯、インプットギア24歯)
ファイナルギア比3.44(クラウンホィール62歯ピニオンギア18歯)
注意!!ドロップギアのギア比は全てが1.00:1ではないのでご自身のギア比をご確認下さい!
クラウンホィール62歯ピニオン18歯
インプットギア速度(RPM)=
ピニオン速度(RPM)=
アウトプットシャフト速度(RPM)=
【最後に車速に最も関係している最終減速比のお話】
※ 最終減速比とはファイナルと言う言葉でよく紹介されています。
ファイナルギア比表(A+)
クラウンホィールギア品番
歯数
ピニオンギア品番
歯数
ギア比
DAM3645
65
DAM3647
15
4.333
DAM3216
63
DAM3218
16
3.938
DAM4162
62
DAM4137
17
3.647
DAM4779
64
DAM4131
17
3.765
DAM2677
62
DAM2679
18
3.444
DAM6327
59
DAM2808
19
3.105
DAM2806
61
DAM2808
19
3.211
DAM5925
59
DAM5927
20
2.950
TCB10004
58
TCC10001
21
2.762
この表以外にもA+以前の物や社外品なども有りますのでご確認またはお問い合わせ下さい。
先ずは現在使用しているタイヤが1Kmで何回転するかを適切な空気圧で転がり半径を求めて下さい。
ここに一例を載せときますね、タイヤは全てダンロップです。
145−70−10 658回転
160−490−10 656回転
145−70−12 609回転
同じサイズでもメーカーや使用状態空気圧等によって転がり半径は全く違いますのでご自身でキチンと測って下さい!仲の良い友達に協力してもらう事をお薦めします。
エンジンの回転数が1000回転(RPM)時の車速はこの式で求める事が出来ます。
(例)最終減速比が、3.44で165-70-10の場合
1000RPM時=
=26.5kmとなり、
5000RPM時には
=132.5Kmとなりますよね。
圧縮比の時と同じで逆算して行く事も可能ですよね、どのタイヤでファイナルが幾つで、
何回転回るエンジンかその辺の事を考えればおのずと必要な部品も解って来るのではないでしょうか?
時速200Kmオーバーで走行したい場合このファイナルとタイヤのセットですと7500RPM以上まわせないと無理ですよね?何処を走るかどんな天候か?路はアスファルトだけではないし砂やホコリアップダウン等色々有りますこの数値はあくまでも計算上出せると言う事ですので空気抵抗やその他諸々の事も踏まえて楽しくチューニングしていきましょう!
※念の為に、、、
一般道路では法定速度以内で安全運転を心がけましょう!
PS、この様な読んでいてもつまらない物を最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
今度更新する時にはバルブタイミングとエンジンチューンの事を書いてみようと思います。
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