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枕の相談シートでご相談下さった枕の悩みをこちらで、ご紹介していこと思います。色々なご相談があり、中には難しい内容もございました、皆様の参考にしていただければと思います。

枕の悩み相談シート相談内容・・・40代 男性 Aさんの場合
  寝具・・・固めの枕、固いベッド使用。
悩み
・・・横向きでしか眠れない、肩凝り、首の痛み、腰痛、寝つきが悪い、何度も目を覚ます

典型的な枕症といえるようです。固めの枕やベットについては、特別固いものでなければ問題は、ありません。枕については、長年使ってきた好みの問題がありますので、固い枕だから悪いとは一概に言えません。問題なのは、高さと保形性です。
悩みは、高さを正しくとることで全て解決するので、「絵で見るチェックポイント」「枕の高さの決め方」などをご覧になってご自分の高さをつかんで下さい。ここでいう高さとは、見た目の高さでなく、枕を当て仰臥の寝姿勢になったときの高さで、頚椎部の高さと後頭部の高さのことです。寝姿を想像しますと、「典型的高枕」に近い寝姿から「高く固めの羽根枕など」の形に変化する寝姿に近いように思えます。

高い枕 頚椎から後頭部が押し上げられてる状態

素材がそば枕とかパイプ枕でしたら、「枕のご紹介」ページの絵をご覧いただいて、内部を小袋に分けてセットすることをお勧めします。こうすることにより、寝返りを繰り返しても安定した高さを保つ枕になりますのでお試し下さい。なお両サイドは横向きに対応するため、頚椎部の高さより2、3cm高く設定して下さい。
なお、体形を拝見していないので、頚椎部の高さは何センチが良いのかはっきりいえませんが、今の枕くらいの高さ、固さで寝てきた期間が長ければ、頚椎の下部が少し前に曲がってきていると思われますので、頚椎部4cm、後頭部1、2cm、両サイドは、5、6cmで良いと思います。市販の枕は、古いデータを元として8cmを基準に作られておりますので、現在の日本人の体形には高すぎます。ちなみに女性の95%は3cm、男性でも30代までてしたら70%は3cmに収まります。

横向きでしか眠れない
  高い枕ですと仰臥では、後頭部の位置が高くなりますし、肩の重さで枕の首のところがつぶれますので、頚椎がうわぞりになって気道が圧迫され、呼吸を確保するために無意識に横向きになります。横向きになっても首が折れ曲がった形になり、首に負担が掛かります。高さを正しくとれば、仰臥の寝姿勢のほうが体が楽ですので、一晩のうち70%は仰臥で眠るようになります。
肩凝り
  今の姿勢では、「絵でみるチェックポイント」の高い枕の写真のようになり、首、肩に負担が掛かり、それを背中で受けておりますから、いつもここの筋肉は緊張しており、そのための鬱血が肩凝りの原因です。枕を正すことで首、肩、背中は伸び伸びと伸びて緊張は取れ、肩凝りは解消します。
首の痛み
  上の2点から、あなたの首はいつもいじめられている状態と言っていいでしょう。首はあの細さで頭の重さを支え、そのうえ前後左右に細かな動きを要求され、頚椎の関節からは大切な神経が伸びだしている繊細な箇所で、ここを大事に保護することが本来枕が持たなければならない基本的な役割なのです。
腰痛
  絵でみるチェックポイント」の写真をご覧になれば分かると思いますが、腰の部分が浮き上がり緊張ができております。これはご自分で試してみれば分かりますが、頚椎に緊張があると脊椎系統全体に緊張がきて、腰椎が浮きます。高過ぎても、枕が無くともこの緊張がきます。女性の場合には1cm高くするだけで、楽に手のひらが入るほど浮き上がる人も多く、必ず腰痛を持っております。そのため腰の下にタオルを入れたり、手を入れて寝る人も多いのですが、これは何もならず、先ず枕を合わせ腰を伸ばすことが先決です。ここに緊張があると、下半身への血流が悪くなりますので、足の冷えとか膝の痛みも現れます。
寝つきが悪い
  眠るためには、交換神経の働きが収まり、副交感神経が働き出さなければなりません。ところが体が緊張しているため、肉体的活動をつかさどる交換神経の働きは収まらず、寝つきを悪くしているのです。呼吸も悪くなっているため、良い血液が循環しないので、脳も警戒を解かないのも眠りを抑えていることもいえます。正しい寝姿勢ができれば、とくに精神的な悩みが無ければ知らないうちに眠っていたという状態になります。
何度も目を覚ます
  これは、寝つきが悪いと同じ理由ですが、副交感神経の働きが悪いため、深い眠りに入っていけないことと、呼吸が正しくとれていないことが原因です。
人の眠りは90分を単位に組み立てられておりますが、特に寝入りばなから3時間くらいはNONREM睡眠という深い眠りで、疲労物質の排除や脳を休ませる大切な働きがあり、これが取れないと疲れも残ります。眠りが悪くなると、尿意も押えられませんので、目を覚ますたびにトイレに行くケースも多くなります。
  以上見てきましたように、ちゃんと枕を合わせ良い寝姿を作ることで、全て解消する問題ですので、よくチェックポイントを理解して枕の大切さを見直して下さい。

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